美容室(サロン)の設計・内装・デザイン≪タフデザインプロダクト≫

モルタル仕上げやその他色々

2023-06-26

モルタル仕上げやその他色々

こんにちは!
元ワインソムリエールの並川です。

今回は、左官仕上げやその他諸々の仕上げについてご紹介いたします。
左官は壁面や什器に薄塗りして仕上げることが多いですが、その他にもやり方を変えるだけ様々な表情を見せることができるので紹介いたします。

 

 


まずはシンプルなモルタル 左官仕上げ。
こちらは壁面用として、薄塗りでで仕上げております。
無機質でシンプルな見た目がオシャレですね。

 

 

こちらはモルタルを厚塗りし、その後エイジング塗装することで大判の石が貼ってあるかのように仕上げました。
自由な造形ができるからこそ、コストや施工性の為あまり導入できないような見た目にも仕上げることができます。

 

 

お次はこちら。
壁面が崩れて中の鉄筋が露出したかのような仕上げを施してあります。
全部モルタル仕上げのように見えますが、崩れている箇所を形作っているのはスタイロという発泡スチロールの様な物。
スタイロで下地の形を作った後に、上からモルタルを塗ることでこの様な造形ができています。

 

 

モルタル造形かな?と思いきや、こちらも発泡スチロールで作っています。
仕上げは表面に透明スチロール樹脂で塗り固めました。
亀裂の中にあるのは透明のアクリル板で、そこから赤色の光が出ることで溶岩を表現しています。
アクリル板にモルタル造形は重すぎるので、軽い材料で仕上げることとなりました。

 

 

こちらはモルタル調のクロス仕上げ。
クロスの質感も年々上がっていき、結構リアルに仕上げることができます。
施工性、コストパフォーマンスで言うとNo.1です。

 

 

最後に我々が勤務する東京オフィス。
こちらはクロスでもモルタルでもなく、モルタルを真似た塗装仕上げ。
プロの職人さんが手作業で細かく作業するため、本物そっくり。
実際にオフィスにいらしたお客様も、これが塗装だとは教えてあげない限り気付きません。
モルタル に比べると安く、クロスに比べるとリアル、、現場では結構この仕上げを使うことが多いです。

特殊塗装はとても奥が深く、職人さん曰く「塗装でほとんどの質感を再現できる」と言っております。
プラスチックでできた模型に木目の塗装をしてリアルに仕上げたり、カーテンやソファに塗装をしてヴィンテージ感をだしたり等。

どうしてもこの見た目にしたい!けど予算が足りない!現実的じゃない!
ということも、我々に相談してみればなんとかなるかもしれませんよ。

 

ではまた。

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