12月ですね。寒くなってきましたね。
2023年もあとわずか。
たぶん今年最後ブログ、中野です。
テナントを探していらっしゃるお客様からたまに
コストの掛からないテナント選びのポイントって何ですか?
とご質問いただくことがあります。
多様な条件が絡むので全てお答えするのは難しいのですが、今回はその中で一つご紹介します。
入口と店内とで段差があるかどうか
内装工事で採用頻度が高いのは、塩ビタイルという厚み3mm程度の薄い床材です。
段差があるテナントだと、その段差を埋めるためまず床を作らなければいけません。
段差がないテナントであれば、そのまま塩ビタイルを貼ることで床工事費が抑えられます。
なので、段差がないテナントの方がコストを抑えられる、ということですね。
入口の前だけステップを作るという手もあるにはありますが
躓きやすい不安はあるので、あまりオススメはし難いです。。
なぜ店内の床が下がっているテナントがあるのか?
コストは掛かりますが、良いこともあるからです。
フローリングや磁気タイルなど厚みのある床材を採用しやすい。
床下に配線を通すことが出来る。
極端な例として美容室は通常、シャンプーブースやトイレ、バックルームなど
水回りを1段上げることが多いですが
ここまでがっつり下がっていれば、排水管も通せてしまうため
店内を全てフラットに、バリアフリーなお店が作れてしまうこともあります。
数センチくらいの段差だと意外と気づかなかったり
まぁこのくらいの段差なら大した工事費にはならないだろう
と思われるかも知れませんが、割りとコストが掛かります。
テナント選びの一つのポイントとして気にして見ていただければと思います。
それでは一足早いですが、良いお年をお迎え下さい。