こんにちは。
2日続けて西川です。
本日はコロナ前に訪れたスペインで見た、ガウディの建築について書こうと思います。
ガウディの建築といえば、サグラダ・ファミリア!となるところですが、、
今回はあえて、カサ・バトリョについて書かせていただきます。
「パセジ・ダ・グラシア駅」で下車し、地下鉄の改札を出て地上に出ると、、
美しい青い建物がお出迎えしてくれます。これがカサ・バトリョです!
「カサ」とはスペイン語で「家、邸宅」という意味ですので、すなわち「バトリョさんの家」ということですね。
海をイメージして作られたそうです。
下から見るとこの様になってます。
外観のタイルやガラスは廃材などが使われているそうです。
柱のデザインもひとつずつ微妙に異なり、ガウディのこだわりが見られます。
中に入ってみると、、
不思議な形の階段がありました。
これは、動物の背骨をイメージした階段とのことです。
ガウディはデザインを考える際に、動物の骨や巣などからインスピレーションを受けていたそうなので、これもそのひとつなのですね。
階段をのぼると、この様になってます。
壁もステンドグラスもキラキラした水面の様で可愛いです。
そしてメインフロアへ。
空間が全て曲線で作られています。
そのせいか、海の中にいる様な感覚でありながら、私たちを優しく包み込んでくれる様な温かみのあるデザインだと思いました。
こちらは吹き抜けです。
天窓からの日差しが気持ち良く入ってきます。
海の底から太陽の光に導かれて、水面へ向かって泳いでいく様な感覚になれますね^^
また、手前のガラスが波の模様になっており、より一層海の中にいる気分になれる様に工夫されているとのことです。
カサ・バトリョの扉はガウディのオリジナルとのこと。
そのため全ての扉が本当に可愛いです。扉にはしゃぐ友達を激写しました。
青いタイルも美しいです。
続いて屋根裏です。
このアーチは、カテナリーアーチというもので、ガウディの建築によく使われているとのこと。
床のタイルにも注目です。
そしてこちらの螺旋階段をのぼっていくと、、
屋上に着きました!
この写真は屋上のほんの一部ですが、恐竜の背骨みたいになっていて面白かったです。
タイルの模様も素敵です。
以上、ざっとカサ・バトリョについてでした。
海を連想させる要素が各所に散りばめられていて、ガウディのアイデアの引き出しの多さにただただ感動でした、、。
夜のライトアップも素敵ですね。
また行きたいです!